少し邪道な観方をしてしまった。

[芝居]No.43(2019)鵺的「悪魔を汚せ」@サンモールスタジオ

http://www.nueteki.org/#next

作品とは全然関係がありませんが、人が死ぬシーンに反応できない状況だったので、極端な観方をしました。

この作品はコメディだ、と思って観ました。

全然笑えませんでしたが、面白かったです。

初演も観ていましたが、今回の方が舞台に近かったので、役者の表情もばっちり観えて、余計に楽しめました。

お目当ての高橋恭子さんは、健気?純粋?強さ?の入り混じった難しい役を素晴らく演じていました。

次女役の秋澤弥里さんのキンキン声が耳について嫌で嫌で仕方がなかった。

祁答院さんは、こういう役をやらせるとうまいなぁ~。

■キャスト

秋澤弥里

秋月三佳

池田ヒトシ

奥野亮子(鵺的)

祁答院雄貴(アクトレインクラブ

斉藤悠(アクトレインクラブ

釈八子

杉木隆幸(ECHOES)

高橋恭子(チタキヨ)

福永マリカ

水町レイコ



■スタッフ

脚本=高木登

演出=寺十吾(tsumazuki no ishi)

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いままでなにをやっていたか、ではなく、これから何をするかが、大事

[芝居]No.40(2019)DULL-COLORED POP福島三部作・第一部『1961年:夜に昇る太陽』東京芸術劇場 シアターイース

http://www.dcpop.org/category/next/

初演も観ていたので、精神的に楽に観られた。

息子をいじめた子供たちをネギ?でぶん殴る百花さんが素敵でした。

初演の時と先生?役の役者が変わって、こっちの役者さんもいいなと思った。

長男が、おじいさんに原発誘致について意見を聞かれ、苦しんで苦しんで答えるシーンが好き。

出演: 東谷英人、井上裕朗、内田倭史(劇団スポーツ)、大内彩加、大原研二、塚越健一、 宮地洸成(マチルダアパルトマン)、百花亜希(以上DULL-COLORED POP)、阿岐之将一、倉橋愛実

[芝居]No.41(2019)DULL-COLORED POP福島三部作・第二部『1986年:メビウスの輪東京芸術劇場 シアターイース

次男の気のいい優しいだけの親父が、不正をした町長に代わって町長になってくれと頼まれ、それに際して、「原発反対」→「原発安全」に。その時の次男の苦しそうな表情が、凄かった。

あと、百花さん。犬、可愛すぎ。

出演:宮地洸成(マチルダアパルトマン)、百花亜希(以上DULL-COLORED POP)、 岸田研二、木下祐子、椎名一浩、藤川修二(青☆組)、古河耕史

[芝居]No.42(2019)DULL-COLORED POP福島三部作・第三部『2011年:語られたがる言葉たち』東京芸術劇場 シアターイース

この作品を語るには、2時間でも足りない。そして、東谷さんのシーンで泣きそうになった。目も心もくぎ付けになった。

出演:東谷英人、井上裕朗、大原研二、佐藤千夏、ホリユウキ(以上 DULL-COLORED POP)、 有田あん(劇団鹿殺し)、柴田美波(文学座)、都築香弥子、春名風花、平吹敦史、森 準人、山本 亘、渡邊りょう

 

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ITOって

[芝居]No.39(2019)オムニバスコント「実弾生活20 サメなる浜辺」@駅前劇場

https://www.inkosan.tokyo/blank?_fsi=MYO9bJZS

前に観た長編が物凄く面白かったので、コント集は観るのを避けていました。

結論として、長編の方が面白いけど、コント集も面白い、でした。

今回のラインナップでは、ITのパロディを伊藤美穂さんが「ITO」ってキャラクターで演じた役が印象的でした。

あと、オタクな飲み屋の店員役の結さんが長身(172cm)で素敵でした。

 

・出演
インコさん/伊藤 美穂/もっち
中尾 ちひろ【おなかポンポンショー】/小山 まりあ
石川竜太郎/結/原紗友里/太田裕二

 

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THE新感線

[芝居]No.38(2019)劇団☆新感線39興行「けむりの軍団」@赤坂ACTシアター

http://www.vi-shinkansen.co.jp/kemurinogundan/movie.html

久し振りの劇団☆新感線。最近は主役を劇団以外の若手俳優にやってもらっていたけど、年齢を重ねたとはいえ、劇団員メインの舞台はザ劇団☆新感線でした。

古田さんも高田さんも粟根さんも良かった。

そして、成志さんはやっぱりいい。

更に、早乙女君の殺陣は素晴らしい。

3時間の長丁場ですが、前半少し寝たので、後半は堪能できました。

 

作: 倉持裕
演出: いのうえひでのり
出演: 古田新太早乙女太一清野菜名須賀健太、高田聖子、粟根まこと池田成志、右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、インディ高橋、礒野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、保坂エマ、宮下今日子、村木仁、川原正嗣、武田浩二、藤家剛、加藤学、川島弘之、菊地雄人、あきつ来野良、藤田修平、北川裕貴、下島一成、鈴木智久、南川泰規、山崎翔太、来花剛史、渡部又吁、見目真菜、小板奈央美、後藤祐香、鈴木奈苗

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いきなりあれはビックリしました

[芝居]No.37(2019)ピストンズ第九回公演「夢見る 喜世子レヴュー」@王子小劇場

http://pistons-show.com/next.html

佐藤沙紀さんと高橋奏さんを観に行きました。

内容を全く知らずに観に行ったので、最前列で、オープニングで、あのシーンは、ビックリ以外の何物ではない。

内容は、戦後のどさくさ、何もかも失った。

女性が家族を背負って、もしくは一人で、自立して生きていくには、様々な障害が。

ある意味、フリーな職業は、パンパンしかなかったんじゃないか?

辛く苦しいことばかり。そんな中、女性たちの心の支えになっている、喜世子。

彼女は何者なのか????

前半は、明と暗の明。ダンスと歌とセクシーな感じ。

私も男性ですから、目の保養になりました。

後半のどうしようもない暗さも、観ているのが辛かったけど、不快ではなかった。

やはり、戦争に負けると、弱い部分にしわ寄せがくる。

 

 

◆Cast:
  青木真美
  石垣エリィ(エリィジャパン)
  大和田あずさ
  佐藤沙紀
  高橋奏
  橋本美優
  槇野レオナ(玄狐)
  真寿美
  森本あお
  伊藤沙帆
  伊冬ともこ(カレイドスコープ)
  きだたまき(ちち不在。)
  守谷花梨
  
  市原一平(G/9プロジェクト事務所、わるぢえ)
  松浦康太(シタチノ)

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熟成してました

[芝居]No.36(2019)Mrs.fictions4「月がとっても睨むから」@すみだパークスタジオ倉
http://www.mrsfictions.com/next_2019_moon_r.html
谷田奈生さんと、佑木つぐみさんを観に行きました。

初日に続いて千秋楽。

内容は分かっているのでリラックスして観れました。

ハッキリとした違いは感じませんでしたが、熟成が感じられました。

終演後の奈生ちゃんの顔が全てを物語っていました。

ステッキな作品でした。

 

お味噌汁、飲みた~い

[芝居]No.35(2019)日穏-bion-第12回公演「オミソ」@テアトルBONBON

http://bion.jp/?page_id=3525

鈴木朝代ちゃんが出演するので観に行きました。

それ以外に情報が無い状態で。

結果、上質な演劇作品が観れました。

古き良きテレビドラマのような、分かり易いけど、陳腐ではない。軽いけど、軽薄ではない。楽観視はできないけど、希望がある。etc.

これは、脚本と役者さんのおかげでしょう。

朝代ちゃんは、田舎のクリスマスケーキ間近な女性。

イケメンなバイトにドキドキしつつ、身近にいた人の意外な一面を見て再評価したり。

等身大の役を真摯に演じていました。

表情だけで、笑いをとったり、ニコニコ笑いながら、毒舌吐いたり。

あと、みそ作りを学びたいおっさん役の役者さん。

あのシーン、毎回変わっていたみたい。笑いを取りつつ、しっかり泣かせるあたり、只者ではない、気がした。剣持直明(劇団だるま座) さん、またどこかで観たい。

 

●出 演
内浦純一岩瀬晶子剣持直明(劇団だるま座)、堂免一るこ、伊原 農(劇団ハイリンド)鈴木朝代和田慶史朗(演劇集団円)、石井絵理佳、北野 愛たんじだいご

●スタッフ
企画・脚本…岩瀬晶子 演出…たんじだいご

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