No.15 恋人としては無理 柿喰う客 ギャラリーSite 

★★★★☆
http://kaki-kuu-kyaku.com/
フランス公演&東京凱旋公園。
一緒に行く予定だった、柿喰う客ファンの友達。体調不良で急遽、別の友達とバトンタッチ。でも、かなり寒かったので、バトンタッチで正解。終演後、さぬきうどん(恵比寿の駅中)を食べて帰りました。
さて、芝居の感想。
以下ネタばれ
公演は、昨日一日だったので、あまり気にする必要は無いのだけれど、柿喰う客は、再演が多いのでそのためにネタバレ注意。内容を知りたくない方は、読まずにいてください。
客入れをしながら、フランスでのメンバーの行動を撮ったビデオを流す。食べてばかり。
小さな会場なので、同時に出演者がウォーミングアップ。
チラシを読んだ時点で、イエス十二使徒の話だと分かっていたが、十二使徒に女性が混ざっていたり、出演者が5人だったり、やや心配。あまりこう言うテーマをやりそうに無い劇団だったので、来たい半分、心配半分。
結果は、期待に方に傾きました。あの柿が、下ネタ殆ど無しのこういうテーマの芝居をやるとは。私的には、かなり満足。狭い劇場だったので酸欠になり、寒かったので風邪気味になりましたが、気持ちは上機嫌。タイトルにも十二分以上の意味が込められていて、いい感じ。最も、長く柿のファンをしていた方は、違和感を感じたかも。この話は、イエス十二使徒と復活、あの辺を知らないと分からないから(私も殆ど知らないんですけどね、劇団四季ジーザス・・・・を観てるから、粗筋は分かる。)。改めて、中屋敷さんは頭のいい方だと思いました(全然としたなのに敬語になってしまう。)
演出的には、役者が複数の役柄を演じるにあたって、小道具(ペトロを赤い服の女。ヤコブはセンスを振り回す。ヨハネはぬいぐるみを持つ。マタイはカバンを離さない等)を使い、スピーディーにかつ分かりやすく交換。柿得意のスピーディーな動き。他の芝居より、その部分が強調されていたような気がするのは気のせい?フランスで字幕無しで演じたと言う事も関係あるでしょう。
終演後、アフタートーク中屋敷さんとフランス公演に行った(誘った)もう一つの劇団の座長。中屋敷さんが、クリスチャン(半分)と言う事を知り、☆が4つに(知らなかったら3つ)!!アフタートークの内容は、どこかに書いてあると思うのでそれを見てください。
最後に、ロバ(泣き声が「ピカチュー」)を熱演した深谷由梨香さんが、意外に小柄だと認識。可愛かった。
追記
聞いた事無い劇場に、行き慣れてない街(恵比寿)。1時間前に行って調べようかな?そう思っていた時、劇団からメールが!そこには、劇場までの道順がかなり詳しく書かれていた。非常に助かった。行ってみれば、ほぼ直線。でも、自力で行ったら必ず迷った。有難い気遣いでした。あの寒い中、スタッフの方々もよくやっていました。若いのに、よく教育されていました。お疲れ様でした。