No.24「ドアを開ければいつも」みそじん@アトリエ鶏由宇

★★★★☆
去年、別のキャストで観ました。
出演者で全然雰囲気が違う。
四人姉妹の話。よく出来ています。
いい脚本、いい演出、いい役者、いい会場。
それが揃うとこんなに素敵な雰囲気になるんだ。
私がやりたいのもこれ。
その意味でみそじんの大石さん、尊敬しています。
母親の七回忌。久し振りに全員集まる姉妹。一人、父親と実家暮らしの次女。
父親とそれぞれに対し方が違う姉妹。
父親の世話を次女に押し付けた事を気にする長女。
長女ならでわの強引で常識的な世話の焼き方に反発する三女。
いつまでも子ども扱いの四女。
そして、全てを包み込むように、優しく生きている次女。
それぞれの生き方を肯定して、でも、分かる分かるけど・・・・的なシーンも作り、やっぱり姉妹なんだよね、と。
いいなぁ〜。こんなのやりたい。
別バージョンも楽しみ。

作:阿藤智恵(<えんげき>のじゆうじかん)
演出:青山勝(劇団道学先生)
出演者
敬子(長女):小林さやか青年座
真紀子(次女):松本紀保
裕美(三女):大石ともこ(みそじん)
千恵(末っ子):鈴木朝代