★★★★☆
http://www.airstudio.jp/aquastudio/top_160907.html
谷田奈生さんを観に行きました。
有名な「十二人の怒れる男」のリメイク。
日本でも裁判員制度が始まっているので、「十二人の優しい日本人」の時よりリアルさがある。
原作がしっかりしているので、話は面白い。
稽古期間が短いのを危惧してましたが、思っていた以上にちゃんとした役者さんばかりで、安心して観れました。
奈生さんも陪審員長をいい感じで演じていました。
もう一人の知り合い前田の勝っちゃん。
ヘンリー・フォンダの役。主役。良かったです。怒りを内に秘めたまま表現し、じわじわと無罪の輪を広げていく。推理ドラマ＆サスペンスの要素も。
全体的に非常に良かったと思いましたが、唐突な暗転と若干わざとらしい音響は、勿体無かった。
リアルな時間が経っているんだから、時計は現実時間と合わせたほうが面白かった気がする。
あと、ふっとたおじさんとずっとうるさかった女性が、あっさり無罪に変えたのは拍子抜けでした。
80分のお芝居だから、この二人を説得するシーンを加えても100分ぐらいには収まると思う。
3回公演だから？
原作:レジナルド・ローズ「十二人の怒れる男」
脚色:藤森一朗
演出:三好忠幸
A:
青木十三雄(株式会社ヒューマンスカイ)
小山ごろー
近藤利紘
谷田奈生
林奈生子(俳協)
藤村昇太郎
前田 勝
牧野亜希子(Ahwooo)
丸山小百合(Sky Theater PROJECT)
吉高 聡(俳協)
A・B共通
糸原 舞(優企画)
参遊亭遊助
