ハードルを棒高跳び並みに上げすぎました

[芝居]No.51(2019)NODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』Inspired by A Night At The Opera東京芸術劇場プレイハウス

https://www.nodamap.com/q/

以下 ファンの方は読まないでください。

 

 

 

 

 

 

 

このチケットを取るために、結構頑張りました。

その分、期待値が上がっていたことは確かです。

でも、そこを差っ引いても、なんだろう、心が動かなかった。

野田地図、その感想を言語化できないタイプの作品でした(過去に観た作品は)。

でも、本作品は言語化できるような気がする。

私は評論家ではないので、言語化はしませんが。

なにが今までの作品と違うんだろうか????

役者?いやいや、皆さん素晴らしい。

多少不安だった若者二人も、いいです。可愛いしカッコいい。

ベテラン二人も勿論いいです。

脇もいいです(特にある一族の男性を一手に引き受けた橋本さとしさん、母親役の羽野晶紀さん。)

照明(オープニングの照明と舞台装置との融合の瞬間)、舞台装置、衣装etc.いいです。

が、脚本が面白くない。

あの超有名な作品をベースに野田さんの+アルファ。

面白くなりそうですよね?でも、話の流れ知ってるから(あたりまえだけど)。

だったら演出でカヴァーする?

う~ん、カヴァーしてないんですよね。

そして、クイーンの曲がただのBGMになっている。

この作品は、クイーン側からオファーがあり、日本で作るなら野田さんだろう、って感じで始まったようなことが、どこかに書かれていた。

だけど、普通にいつもの野田さんの音楽でいいよね、って思ってしまった。

カーテンコールはスタンディングオベーションの人もいて、感動したんなら別にいいけど、ホンと?

よっぽど、昼に食べたお寿司の方が感動したよ。アナゴをお塩で食べさせる、あの甘さは何?

 ファンの方ごめんなさい。

誰かこの作品の楽しみ方を教えてほしい。

 

作・演出 野田秀樹 音楽 QUEEN

<CAST>
松たか子 上川隆也
広瀬すず 志尊淳
橋本さとし 小松和重 伊勢佳世 羽野晶紀
野田秀樹 竹中直人
 
秋山遊楽 石川詩織 浦彩恵子 織田圭祐 上村聡 川原田樹 木山廉彬 河内大和 末冨真由
鈴木悠華 谷村実紀 松本誠 的場祐太 モーガン茉愛羅 柳生拓哉 八幡みゆき 吉田朋弘 六川裕史