1.★★☆☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★☆☆☆←思い入れを含んだ評価
結論を先に言うと、面白くなかったです。原作がそうなのか、映画化したせいでそうなったのか分かりませんが、私には何処が面白いのかわかりませんでした。宮崎監督(父の方)が影響を受けたというのはよく判りました。そうそうテロップに原案「シュナの旅人」とありました。だから、主人公が暗いのか。
以下ネタバレ
大体、テルーが何故アレンに対して怒っていたのか分からない。「命を粗末にするやつは大っ嫌いだ」自分を助けてくれた相手にそりゃ無いでしょう?アレンの事情も知らないくせに。もしかして「ツンデレ」ですか?その設定にしたいから敢えてそうしたのか?これはまだいいです。他にも突っ込みたい点が多々ありました。アレンは何故父親を刺して逃亡しなければならなかったのか?父親はどうなったの?そもそも「ゲド」戦記なのに「ゲド」は活躍しないじゃない。大賢人なんでしょ?じゃあ、あんなにあっさりクモに捕まったのは何故?全体的に暗いし。最後まで見てもスカッとしない。同時期に公開されている「ブレイブ・ストーリー」の方がまだ面白かった。今までのジブリ作品の中で一番面白くなかった。遊びがないんだよね。取り扱っている題材のせいかもしれないけど、暗いテーマだからこそ、どこかにユーモラスなシーンをいれて欲しかった。テルーも、歌はいいけど声優としてはヘタなので別の人にやらせた方がいいと思いました。
たまたま、1週間ぐらい前に「ナルニア国物語」を見た。これも面白くなかった。大体、女の子が可愛くないんだ。大したストーリーがあるわけじゃないんだから、せめて出演者ぐらい可愛い子を選んで欲しかった。
結論:私にはファンタジーを面白がる素養が無い事がよく分かりました。