NBA ロケッツ VS キングス NHK衛星第一

1Qからシーソーゲームでした。見ている方は面白い試合。結果は96(ロケッツ)VS102(キングス)でした。
ロケッツ          キングス
ポイント
Yao Ming:29☆P.Stojakovic:22
T.McGrady:25☆B.Jackson:18
T.Lue:13☆B.Miller:13
リバウンド
M.Taylor:10☆M.Bibby:9
Yao Ming:9☆B.Jackson:8
T.McGrady:8☆B.Miller:5
アシスト
J.Jackson:7☆M.Bibby:8
M.Taylor:6☆B.Miller:7
スコアを見ると一目瞭然。Yao MingとT.McGradyの両エースが点を取りまくるロケッツと万遍なく点を取るキングス。注目の選手はB.Jackson。M.Bibbyの控えのPGだが、実力的にはほぼ同じ、人気ではM.Bibbyを上回る。兎に角、彼が出てくると会場が沸く。そしてそれに応えるかのようにきちんと点を取るB.Jackson。この試合は3ポイントの精度が高かった。
ロケッツはT.McGradyが思ったより活躍しなかった。25ポイントも取って活躍しなかったとは言えないのかもしれないが、爆発したシーンが無かった。遠慮なのか、チームに馴染んでいないのか。ロケッツの浮沈は彼にかかっているので頑張って欲しい。そしてYao Ming。彼はやはり凄い選手だ。解説者はまだ体が出来ていないと言っていたが、7フィート6インチもあってあれだけ動ければ充分でしょう。彼の控えのCにD.Mutombo、アシスタントコーチに Patrick Ewingを迎え、Yao Mingのバックアップ体制は磐石。そしてHCは我らがJeff Van Gundy。彼からは何か応援したくなるオーラが出ている。益々薄くなる頭。ピンチなればなるほど濃くなる目の下の隈。小さな体で堂々とコートに立つ様。彼はいじめられっ子のヒーローだ(これは私見です)。兄Van Gundyもヒートで頑張っているし、兄弟対決も早く見たい。そして本来のスターターPGのC.Wardに早く復帰して欲しい。T.Lueもいい選手だが、いかんせんスターターは荷が重い。
キングスは出遅れたが、徐々に本来の姿を取り戻しつつある。
M.Bibby、D.Christie、P.Stojakovic、C.Webber、B.Millerのスターター陣はNBA屈指。あとはC.Webberの復調を待つばかり。先程も触れたがB.Jackson。彼が控えにいるのは本当に頼もしい。M.Bibbyの控えPGだが、4QではM.BibbyとB.Jacksonを二人ともコートに出し、SGの役割をさせていた。このパターンは今後も多くなるだろう。ディバッツが抜けた穴もB.Millerが埋めている。控えのCは元UtaのG.Ostertag。彼も中々良かった。西カンファレンスは強豪が多いが、カンファレンスファイナルを戦う実力はあると思う。

この試合の後で例の事件に触れました。解説の北原氏は「R.Artestは昨シーズンCDデビューしてバスケットへのモチベーションが低くなっているのではないか?」と言ってました。全体的に選手が悪いって論調でした。