中華 豚の角煮 vs ビーフシチュー
特選素材
中華 豚の角煮は瓶出し紹興酒30年物（中国・浙江省紹興 大越酒業製造）
浙江省紹興で作られた老酒の事を紹興酒と言うらしい。知りませんでした。日々勉強。
確かに美味しそうでした。でも、肉対決だから豚肉にしたほうが良かったのではないかな。
ビーフシチューは無角和牛（山口・阿武産）
久しぶりに「特選」に相応しい素材登場。紹介VTRも気合が入ってました。現在、和牛と認定されているのは4種類あるそうです。黒毛和牛、赤毛和牛、短角和牛（うる覚えです）、そして無角和牛。無角和牛を育てているのは世界中で阿武町内の牧場たった１カ所だけだそうです。
現在２００頭。これは特別天然記念物並だね。
高度経済成長の時期を境に日本人の食生活が変化して牛肉も霜降りが入ったものが好まれるようになってきた。無角和牛は赤身が美味しい牛なので徐々に生産数が減ってきてしまった。
飼育数が数十頭に減ってしまった時、男達が立ち上がった。
無角和牛をこのまま減らしてしまうわけにはいかない。
（この辺りは殆どプロジェクトＸののりでした）
農協、町長、大学教授etc.が無角和牛の飼育に力を注ぎました。結果、現在の飼育数２００頭まで増やす事が出来ました。
この時点でビーフシチューの勝ちは決定的でした。一生食べられない可能性が高いんだもん。
結果は予想通りビーフシチューの勝ち。7対0でした。プレゼンテーションの勝利。
