No.11 シャークテイル 試写会 九段会館

1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★☆☆☆←思い入れを含んだ評価
何故か開始30分ほどで眠ってしまった。なのでこの映画について「あ〜だ、こ〜だ」言ってはいけないと思う。でも、一応最初と最後は見ているので少し感想を。
以下ネタバレ。
魚系と言う事で「ニモ」が引き合いに出される事が多いと思う。私は「ニモ」も途中で寝てしまったので魚系アニメは根本的に相性が悪いのかとも思う。「ニモ」と比べると海の描写は「ニモ」の勝ち。ストーリー展開も「ニモ」の勝ち。キャラクターも「ニモ」の勝ち。と言う事で「ニモ」に対抗して作られたが失敗。あまりヒットしないと思う。
声優と劇中に登場する魚の顔や表情がそっくりなことが話題、らしい。それってアニメとしてどうなんだろう?確かにデ・ニーロに似ているサメは出てくるし、主役の魚はどことなくウィル・スミス。妙に色っぽい魚はアンジェリーナ・ジョリー。それが売りだとしたら成功だろうけど。やはりアニメの原点はそうじゃないと思う。
ストーリーにしても別に目新しい事は無い。一番重要なシーンを寝ていたのであまり文句は言えないが、折角の声優を揃えたんだからもう少し面白くてもばちはあたらないだろう。
映画のパロディーが多数出てきたと書いてあるが、特にそれらしいシーンを見た記憶が無い。恐らく寝ている間に終ってしまったんだろう。あとウィル・スミスが声を演じているならもっと音楽が多くても良いのではないだろうか?今一ノリが悪い。
最後に鮫が肉食をやめたら食物連鎖がおかしくなる。そんな事を子供に押し付けちゃ駄目じゃない?ディズニー映画ならまだしも・・・。