No.18 ナショナル・トレジャー 日劇PLEX

1.★★★★☆←客観的な目で見た評価
2.★★★★☆←思い入れを含んだ評価
宿題だったので見に行きました。思っていたより全然面白かったです。
ストーリー等詳細はこちら→http://www.movies.co.jp/nationaltreasure/
評価は両方とも★5つでもいいのだけれど、そうすると本年度No.1の映画になってしまうので自重。自分の評価なので余り意味は無い。
以下ネタバレ
手掛かり→追いかけっこ→手掛かり→追いかけっこ→・・・・。手掛かりがまた新たな手掛かりを発生させる。手掛かりは目標(お宝)へ向かって真っ直ぐに進んでいる。時間的な制約もありブラフの手掛かりは無し。と言う事は、手掛かりは無傷で残っているんだから、それを最初に見つけた主人公達は間違い無く目標へ向かっている。だから突き進む・・・。
何が言いたいのか分からなくなってきたが、構成が単純なんです。
この映画ではそれがいい効果を生んでいる。複雑にするとスピード感が無くなる。
テンプル騎士団”“フリーメイソン”“アメリカ1ドル札の謎”。この辺の事が好きな人にはたまらない単語。でも、それについてはサラッと触れたのみ。まぁ、これらについて満足の行く説明をしようと思ったら2時間強では足りないけど。
ニコラス・ケイジ。いい役でした。インディアナ・ジョーンズより野性味には欠けますが、頭の回転の速さでは勝ってました。彼の出演作品では「ワイルド・アット・ハート」が一番好きです。
友人のお母さんが彼の大ファンだそうです。「私のニコラス〜」と言っているらしい。年をとっても好きな映画俳優がいるのはいい事です。この人を見るとどうしても「ラクダ」を思い出してしまう。特に言葉が出てこなくてアワアワする時。
ダイアン・クルーガー。こんな美人の博士はいないと思ったが、ラフな格好をすると結構普通の感じだったので許す(別に私の許しは要らないでしょうが)。「トロイ」の時はろくな女じゃない(役柄の印象が)と思いましたが、今回の役はいい感じでした。
ハーベー(ハーヴェイ)・カイテル。おいしい役でした。でも、この人って頭良さそうに見えないんだよね。
ジョン・ヴォイトインディアナ・ジョーンズのショーン・コネリーの役柄。コネリーよりセクシーさが無いのでこの役にはピッタリ。でも、ニコラスが少年の時もお父さんの役をするのは・・・・。
ショーン・ビーン。この役者の名前が始めて分かった。出演作を眺めると「トロイ」がある。あ〜あの役の人か。この人は一目見ただけで悪者の感じがする。この映画でも出てきた瞬間に悪者だと思った。でも、ちゃんと見たのは「トロイ」ぐらい。何故、悪者と思ったのか、不明。
脚本に「TAXI NY」を書いた人が入っている。印象が似ている。
少し頭を使ってドキドキしたい方には最適。ラブスートーリーの要素が殆ど無いのでデートにはいいかも。“テンプル騎士団”“フリーメイソン”の蘊蓄を仕入れて話せば・・・・。でも、この辺の話題は、深く知っている人は物凄く深く知っているので付け焼刃は怪我の元。
ところで「national treasure」ってどういう意味なんだ?直訳でいいのか?国宝?
映画には関係無いが、フィリピンにマニー・パッキャオ(ニックネームはパックマン)と言うボクサーがいる、彼はリングアナに「ナショナル・トレジャー」と紹介される。う〜ん。人間国宝って事?
それと字幕では「手掛かり」と訳されていたが、英語で何と言っていたんだろう?よく聞き取れなかった。ジョン・ヴォイトが「手掛かりを追ってもまた手掛かりが見つかるだけ・・・」みたいな事を言っていた。それが気になる。言葉から手掛かりを探していくパターンが多かった。字幕を読んでもなんのこちゃ状態になる。英語が理解出来ればより面白かったんだろうに・・・英語力が無いと悲しい・・・。