No.22 「Shall we Dance?」 シネマックス千葉

doradora05112005-05-01

1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★★☆←思い入れを含んだ評価
日本の『Shall we ダンス?』から、世界の『Shall we Dance?』へ――。
実写ドラマとして全米で最もヒットした日本映画『Shall we ダンス?』が、主演にあのリチャード・ギアをむかえハリウッドリメイク! 世界56か国での公開が決まっている「メイド・イン・ジャパン」の名作が、ついに4月、装いも新たに日本に逆輸入上陸する。
だそうです。面白いです。でも、私は「シコふんじゃった」の方が好きです。
日本の『Shall we ダンス?』が好きな人は是非。殆ど同じ内容です。
以下ネタバレ。
どうしても元の映画と比べてしまうのが残念。どう替えたのか?気になってしまう。
気になった事。日本版は136分、リメイク版は106分。この30分の差は大きい。殆ど同じ内容なんだから30分引いたらどうしても内容が薄くなる。薄くならないように微妙にカットしている。
恐らく最初は日本版と同じぐらいの長さがあったんだと思う。それを編集作業でカットしている。その編集がチョッと下手。日本版を見ているからストーリーを知っているため問題は無い。でも、リメイク版で初めて見た人には若干不親切。そう感じた。
リメイク版で一番良かったのはリチャード・ギアが妻(スーザン・サランドン)を迎えに来たシーン。カッコ良過ぎ。あのシーンのためにリチャード・ギアがキャスティングされたのか?リチャード・ギアをキャスティングしたからあのシーンを作ったのか?それ程「リチャード・ギア」的なシーンでした。だって「愛と青春の旅立ち」と一緒なんだもん。思わず帽子を投げそうになったですよ。あのシーンだけは☆5つ。
リチャード・ギアスーザン・サランドンが抱き合うシーンで二人の握り合う手がアップになった。スーザン・サランドンの手が凄く老けていた。実年齢はギア(1949年生まれ)が、スーザン・サランドン(1946年生まれ)より年下。スーザン・サランドンは60才近い年齢とは思えない。熟年の色気がありました。特に探偵とBarで会うシーン。胸の開いた服で登場。妙に色っぽかったです。そのシーンで「これ以上の捜査は夫のプライバシーにかかわるから止めるは」と言っている。この辺はアメリカ的だと思った。
結局、ジェニファー・ロペスは何だったんだろう?確かにお尻はダンスは素晴らしかったが、役柄的に中途半端。最もこれはジェニファー・ロペスのせいではなく、原作のせいだと思う。日本版でもこの役は好きじゃなかった。 な〜んかやな感じなんだよね。それもリメイク版では、大会の前夜にかなり激しいダンスシーンがあるのでゆるせる。今気が付いたが、ジェニファー・ロペスを映画で初めて見た。