NBA PO NBAファイナル

doradora05112005-06-11

Game1:SPURS 84対69 PISTONS
1Qの途中までこんな結果になるとは思えなかった。それ程、PISTONSのディフェンスは良かったし、SPURSのオフェンスは駄目だった。特にSPURSのガード二人は完全に抑えられていた。
しかし、3Qの終わりにはSPURSが逆転。そして4QのM.Ginobiliショーの始まり。一種神がかり的なシュートがビシビシ決まった。M.Ginobiliが4Qに取った点数がそのままこのGameの点差、と言っても過言ではない。
最もSPURSの勝因の一つがM.Ginobiliだったとして、PISTONSの敗因はなんだろう?
B.Bowenだと私は思う。彼のスタッツ。0ポイント、2アシスト、2リバウンド。35分の出場。何でこんな大事な試合にこんなスタッツの選手が出ているのか?勿論理由はあります。ディフェンスのためです。しかも、相手チームの得点源へのディフェンスです。この場合、R.Hamiltonへのディフェンスです。14得点と言うスタッツ以上に抑えられた印象があります。
それ以外の敗因としては両Wallaceの不調。ファウルトラブルで出場時間が少なかったとは言え、R.Wallaceの6得点は少なすぎ。B.Wallaceは5得点、7リバウンド。そしてテクニカルファール。あのテクニカルはチームの悪い状態を表してしまった。
一方、SPURSのT.Duncan。24得点、17リバウンド。結果としてM.Ginobiliが目立ちましたが、両Wallaceを擁するPISTONSのゴール下でこれだけのスタッツを残したT.Duncanはやはり凄い。
さて、日本時間月曜日の朝からGame2。当然休めないので録画。ややPISTONS寄りになっているので、PISTONSが勝つためにはどうしたら良いのか?考えてみたい。
先ず、M.Ginobiliへのディフェンス。4Qだけを取り上げると完全にやられた様に思えるが、1Qは殆ど仕事をさせていない。1Qのディフェンスをもう一度丁寧にするしかない。幾らなんでもあんな攻撃は2度も続かない、と思う。
次にT.Duncanへのディフェンス。これは諦める。ある程度の得点は。そして両Wallaceの奮起。特にマッチアップするR.Wallaceはファウルトラブルを回避しつつ抑えて欲しい。R.Wallaceなら出来る。Game1でベンチに下がってボーッとしていた顔が子供のようだった。闘争本能丸出しの戦う顔で戻ってきて欲しい。
攻撃陣はR.Hamilton。B.Bowenのディフェンスがきついのは分かるが、付いて来させなければいいんだから、兎に角走り回って欲しい。どんな日でも毎日10Km走ったその努力はきっと生かされる。
書いてみたら、戦術ではなく精神論になってしまった。この2チームの戦いのレベルだと戦術の良し悪しで勝敗がきっする事は無いような気がする。素人考えだけどね。兎に角いい試合を期待。Game7までもつれてね!
試合とは全然関係無いけどSPURSのポポビッチHCは、マルコム・マクダウェル似ている気がする。代表作、ブルーサンダー時計じかけのオレンジ。あくまでもイメージです。