ストリート・キッズのニール・ケアリーシリーズ第4弾。
「じつに簡単な仕事でな、坊主」養父にして朋友会の雇われ探偵グレアムに伝えた任務、それは健全さが売りの人気TVホストのレイプ疑惑事件で、被害女性ポリーを裁判できちんと証言できるよう磨き上げることだった。世にも奇天烈な英語教室が始まる。彼女の口封じを狙う者あり、彼女を売り出して一儲けを企む者あり・・・・・・様々な思惑が絡み合うポリーゲート事件の顛末。
以下ネタバレ
ポリーの話し方が酷い、例えば「がんばちね。かーさん、それできなっち。がっこぬシスタも、できなっち。聖アントニュスも、できなっち」読みづらい。途中まで読んだ限りでは、深刻と言えば深刻なんだが、コメディっぽい要素も多い。
「ストリート・キッズ」以来の傑作でした。