No.40 妖怪大戦争 新宿松竹会館

doradora05112005-08-20

1.★★☆☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★☆☆←思い入れを含んだ評価
http://yokai-movie.com/index.html
子供だましだと思って見に行きました。
その通りでした。
でも、私は結構好きです。
以下ネタバレ
主人公の神木隆之介君は天才少年の名に相応しく好演してました。私はホモではないので、ああいう少女っぽい少年は苦手なんですが、演技は上手かったです。
この映画は意外な人が意外な役で出演している。それを前知識無しでどこまで分かるか?と言う、映画の内容とは全く関係無い楽しみ方があります。
こんな人が出てました。
誰だか分かった人
人間部門:宮部先生:宮部みゆき、屋台のオヤジ:ほんこん(130R)
妖怪部門:猩猩近藤正臣、川太郎:阿部サダヲ豆腐小僧:蛍原 徹(雨上がり決死隊)、ぬらりひょん忌野清志郎、油すまし:竹中直人、妖怪大翁:水木しげる
誰だか分からなかった人
人間部門:読書好きのホームレス:大沢在昌
妖怪部門:一本だたら:田口浩正、大天狗:遠藤憲一砂かけ婆根岸季衣、雪女:吉井 怜、大首:石橋蓮司、山ン本五郎佐衛門:荒俣 宏、神ン野悪五郎:京極夏彦

この映画の見所は、妖怪と加藤保憲豊川悦司)率いる悪霊《機怪》軍団との戦い、なんでしょうが、なにせ妖怪の方は、戦っている意識は無く、お祭り見物なのでイマイチ盛り上がりません。
結局、何が言いたいのか?妖怪大翁(水木しげる)の一言に集約されている。
「戦争はいかん、おなかがすく」
原作を読んでいないので分かりませんが、原作もこんなにコメディータッチなんでしょうか?
だって、おちがあれですよ、あれ。小豆洗い(岡村隆史)、大活躍。
製作に原作者が加わっているから、かけ離れた内容ではないと思うけど。
私の中の加藤保憲像が崩れていく・・・・。日本のダースベイダーとして完全な悪役として君臨して欲しかったのに。あれじゃ・・・・。
一緒に見に行った子はお笑いが好きなので、豆腐小僧(蛍原 徹)や屋台のオヤジ(ほんこん)に大喜びでした。
私は鳥刺し妖女アギ(栗山千明)のコスプレに目が釘付けでした。ボディコン(死語)でパンチラはR18指定です。キル・ビルの時もそうでしたが、今や日本一鞭が似合う女優、栗山千明
ラストの方で、加藤保憲に呼ばれ、「やっと一つになれる」と服を着替えるシーンは可愛くてよかった。
川姫(高橋真唯)のいつもヌルヌルしている肌は意外とエッチでした。変な意味で。
そんな所ばかり見てました。
最後に川太郎(阿部サダヲ)は頑張ってました。いつものテンションで河童を好演。
81.6