No.6 ジャーヘッド 試写会 東商ホール

doradora05112006-02-07

1.★★☆☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★☆☆☆←思い入れを含んだ評価
http://www.jarhead.jp/top2.html

アメリカン・ビューティー」のアカデミー賞受賞監督最新作
最高の生き方がある。そう信じて、僕は戦場へ向かったー

戦争映画ですが、戦闘シーンは殆どありません。それがこの映画の売りなんですかね?所謂、戦争映画だと思って見に行くと肩透かしを喰らうかも。因みにジャーヘッドとは「高く刈り上げてお湯を入れるジャー(びん)の形をしている髪型を称して、海兵隊員の呼び名となった。完全志願制の海兵隊のエリート意識を皮肉っている”ジャーヘッド”という呼び名。そして人生の中で自分の居場所が見つからない”あなた”、こんなはずじゃなかったと一度でも思ったことがある”あなた”、現場を理解しない上司と対立した”あなた”、心が乾いている”あなた”、そんなあなたも、すでに”ジャーヘッド”なのです。(チラシより抜粋)」
更に山本”KID”徳郁(格闘家)の言葉「迷ってないで、とにかく観ろ!そして、自分と戦え!答えが見つかるかもしれない。俺も”ジャーヘッド”だ!(チラシより抜粋)」
これを読むと他者のとの戦いというより自己との闘いがテーマの映画のように思える。
以下ネタバレ
確かにそんな映画でした。点数が低いのは、スカッとするかと思って見に行ったのにスカッとしなかったから、です。ウジウジしちゃいます。所々興味深いシーンがありました。
戦場へ出発する前に海兵隊員が映画を見てます。「地獄の黙示録」。例の音楽に乗ってヘリがバタバタ飛んできます。それに合わせて海兵隊員が「ジャンジャジャジャーンジャン・・・」と声をあげる。凄く楽しそうでした。みんな戦場へ行きたかったんだ。途中で映画は終わり出発準備。後の中途半端にミッションが終る事の伏線?言い忘れてましたが、ここでいう戦場とはイラクです。最初の湾岸戦争の話です。湾岸戦争の真実!と言うほど衝撃的な内容じゃない。けど、イラクに到着してから175日も戦闘が無かったのは驚いた。そしてわずか4日で戦闘が終わった点も驚いた。
尤もそれは主人公達の部隊がそうだったという事なのかな?
兎に角、題材としては面白いと思うのだけど、映像化するとストレスが溜まる。そんな感想は私だけかもね。やっぱり戦争映画は戦闘シーンが無いと盛り上がらないよね。
先日見た「フラトプラン」に出ていたピーター・サースガード海兵隊に居たいのに犯罪暦を隠していたことばれて帰国後除隊させられる伍長を演じてました。