WOWOWエキサイトマッチ 7/10放送分

WBO世界S・ライト級タイトルマッチ(6月10日、ニューヨーク)
WBC世界ライト級王者、前WBO世界ライト級王者、元WBO世界S・フェザー級王者、元IBF世界S・フェザー級王者
ミゲール・コット(プエルトリコ )25歳(1980年10月29日生)身長173cm、リーチ171cm26戦全勝22KO


WBC米大陸S・ライト級王者、WBO世界S・ライト級10位
ポール・マリグナッジ(米国、ニューヨーク州 )25歳(1980年11月23日生)身長170cm21戦全勝5KO通称「マジックマン」

WOWOWのhpより

26戦全勝(22KO)のコットが21戦全勝(5KO)のマリグナッジを迎えてV6戦に臨む。ともに無敗だが、中身はコットの方が数倍濃いといえる。しかもKOの数が決定的に違う。また、開催場所こそ挑戦者の地元ニューヨークだが、当日はプエルトリカン・デーということで、ここでもコットの応援が勝ることだろう。マリグナッジにとってはハンデの大きい試合になりそうだ。
チャンピオンになった試合を含め、コットは世界戦で6連続KO勝ちを記録している。デマーカス・コーリー戦やリカルド・トーレス戦では窮地に陥る場面もあったが、最後は実力勝ちを収めてきた。
しかも、いずれもが中盤でのKOあるいはTKO勝ちだ。これはコットが序盤で相手の出方をうかがい、引き出しの中から適切な策を選択して戦っていることを表しているといえよう。正面からの打撃戦もあれば、距離を保ちながら相手をコントロールした試合もあった。この2年で攻防の幅を広げたという見方はできそうだ。
対するマリグナッジはコットと同じ25歳で、ニューヨーク在住のイタリア系の米国人。「マジックマン」の異称があるとおり、スピードとテクニックが身上の選手だ。コットとは対照的に最近の3年間はKOから遠ざかっており、攻撃力に関してはチャンピオンに著しく劣る。前回の防衛戦でコットは動きの速いジャンルーカ・ブランコにプレッシャーをかけながら優位に試合を進め、最後は棄権に追い込んでいるが、今度も似たような展開が予想される。マリグナッジが序盤で主導権を握り、コットに焦りを感じさせるような展開に持ち込むと勝負の行方は混沌とするかもしれない。<<
ガッティもハットンもメイウェザーもいなくなってしまったS・ライト級。減量に苦しんでいるコットだけが残った。そのコットの試合。相手は無敗のスピードスター。結果的にはフルマークの判定勝ち。実力差を見せ付けた。だが、ポール・マリグナッジも頑張った。スピードではコットを上回る場面の多々ありました。パンチ力がないのである程度は攻撃重視でいけた部分もありました。コットンはマリグナッジの執拗なクリンチに大分苦しめられてました。明らかにイライラしてました。減量苦もあるんでしょうが、点差より苦しめられていたと思います。早いところ上にあげてまたウォーズを巻き起こして欲しい。そして誰もいなくなった後、ポール・マリグナッジがチャンピオンになればいい。チャンピオンになると意外と防衛回数を延ばすタイプだと思う。