完読No.65 私はCIA諜報員だった リンジー・モラン 著 集英社文庫

裏表紙

子供のころからスパイに憧れていた少女が、難関を突破して念願のCIAに入局ーだがそこで彼女を待ち受けていたのは驚き呆れる現実の連続だった。世界最高の情報機関の実態は、機密情報の捏造、予算の浪費ばかりが横行する信じられない無能集団だったのだ。奇妙な入局試験、過酷な訓練、東欧でのスパイ活動、9・11を経て退局を決意するまでの5年間を自らの体験そのままに赤裸々に公開する。

こんなことまで書いてしまっていいのか?と思わせることまで書いてあります。出版できたということは、書いても大丈夫だったのでしょう。私も幼少の頃、スパイに憧れた時期があったので興味深く読みました。スパイにならなくて良かった。