完読No.43 深追い 横山 秀夫 著 新潮文庫


裏表紙

不慮の死を遂げた夫のポケットベルへ、ひたすらメッセージを送信し続ける女。交通課事故係の秋葉は妖しい匂いに惑い、職務を逸脱してゆく(表題作)。鑑識係、泥棒刑事、少年係、会計課長・・・・。三ツ鐘署に勤務する七人の男たちが遭遇した事件。その日、彼らの眼に映る風景は確かに色を変えた。骨太な人間ドラマと美しい謎が胸を揺さぶる、普及の警察小説集ー。

以下ネタバレ
・深追い
・又聞き
・引き継ぎ
・訳あり
・締め出し
・仕返し
・人ごと
残念ながら、この本、以前に読んでました。なので初めて読んだ時の新鮮さはありませんが、相変わらずうまいなぁ〜と感心させられます。
やはり横山秀夫は只者ではない。私は表題作でもある「深追い」が好きですね。男の哀れがよく書けています。