完読No.118 君たちに明日はない 垣根 涼介 著 新潮文庫


裏表紙

「私はもう用済みってことですか!?」リストラ請負会社に勤める村上真介の仕事はクビ切り面接官。どんなに恨まれ、なじられ、泣かれても、なぜかこの仕事にやりがいを感じている。建材メーカーの課長代理、陽子の面接を担当した真介は、気の強い八つ年上の彼女に好意をおぼえるのだが・・・・。恋に仕事に奮闘するすべての社会人に捧げる、勇気沸きたつ人間ドラマ。山本周五郎賞受賞作。

以下ネタばれ
垣根涼介さんの名前は、色々なところでチョクチョク見かけていました。前々から読みたいと思っていたのですが、タイミング合わなかった。今回の作品。かなり面白かった。陽子さんも好みのタイプだし。取り敢えず、先輩に勧めてみます。
確か、「王様のブランチ」だったか・・・・。垣根さんに、この作品のことでインタビューしていた。なぜ、この題材を取り上げたか。それを語っていた。テーマは今までと同じなんだな。