完読No.2 呉越舷舷 塚本 青史 著 集英社文庫


裏表紙

春秋末期、呉の策士・伍子胥は、孫武の遺した兵法を実践して越を打ち破る。敗れた越の軍師・茫蠡は、越王に愛された絶世の美姫・西施を間者に仕立て、呉王の後宮に送り込むという起死回生の策にでる。稀代の軍師らが仕掛けあう壮烈な策謀に、縦横策で弱国魯を守る孔子の知謀が絡み、宿命の抗争は新たな光芒を放つ。故事成語が現在に伝える呉越の戦いを、新視点を加えて描く壮大な春秋興亡史。

以下ネタばれ
面白かったです。「臥薪」「嘗胆」の由来も分かったし。でも、時間が掛かった。2週間はかかりすぎ。戦略・戦術の話は、好きなんです。でも、中国史がらみの本を殆ど読まないのは(読めない)、漢字の名前が覚えられないからです・・・。茫蠡、読めます?ルビを振って欲しいよ!内容は面白いです。