完読No.5 聖灰の暗号 下 帚木蓬生 著 新潮文庫

裏表紙

長い眠りから覚めた古文書は、須貝たちの胸を揺さぶった。
神を仰ぎ慎ましく暮らしてきた人々がなぜ、聖職者により、残酷な火刑に処されなければならなかったのか。
そして、恋人たちの目前で連続する奇怪な殺人事件。
次々と暗号を解いてきた須貝とクリスチーナの行く手には、闇があざとを開けていた。
遥かな過去、遠きにヨーロッパの地から、いま日本人に問いかける、人間という名の難問。

かなり面白かったが、ミステリーとしては三角の評価。まぁ、ミステリーとして書いたんじゃないでしょうかね。