完読No.33 刑事の墓場 首藤 瓜於 講談社文庫

裏表紙

警察組織からの落後者たちを飼い殺しにしていると噂される動坂署。思いがけない転任に不貞腐れて署内で寝泊まりする雨森は、たまたま聴取した些細な傷害事件の被害者である女子大生の部屋を訪ねて死体を発見する。
開署以来初めて捜査本部を置かれたものの、主導権を奪われた署員たちは秘かに動き出した。

「脳男」の印象が強いので、この作品では少し物足りない。