これぞ日本の日本人&丸山健二&K-1 WORLD MAX 2004&3-12(広島)●

大人計画主宰の松尾スズキ氏が関西ぴあに連載していたコラムをまとめたもの。
同じ劇団に宮藤官九郎が所属している。
コラムなので感想は特に無いです。
分かりやすいのを1本紹介。
「邦題屋見参」(以下 同書抜粋)
アンブレイカブル」という・・・パンフレットにコメント・・・、中身はともかくタイトルの意味がまったくわからない。
しょうがないので「レイジング・ブル」「アンタッチャブル」に続く世界三大「ブル」映画のひとつ・・・。
グリーンマイル」「奇跡の黒人〜口から変なのが〜」
バーティカルリミット」「雪山パニック〜限界限界また限界」
インビジブル」「oh!ズキズキ透明人間!〜消えたら痛かった」
マグノリア」「がんばっていきまっしょい2」
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」「瘋癲(ふうてん)老人楽団」

こんな感じのコラムです。

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丸山健二
午前中病院へ。ロビーに置いてある「アエラ」に丸山健二の記事があった。その中に高倉健とのエピソードがある。
私は高倉健出演の映画を実はちゃんと見た事が無い。
だが、高倉健という俳優は大好きです。
しかも、それは高倉健らしいエピソードを本やインタビューで触れたからだ。
以前読んだ沢木耕太郎のエッセイにこんな話が。
沢木耕太郎があるボクシングの試合のチケットを入手出来ずに困っていた。その時にある人からチケットを譲ってもらった。帰りの飛行機の中である人のためだけに観戦記を書いた。
ある人とは勿論高倉健
その観戦記をどうしても読みたかったのと相手が高倉健だったので凄く印象深かった。
幸福の黄色いハンカチ」の時のエピソードも涙モノだが、紹介したのが武田鉄矢だったので今一うそ臭かった。
アエラ」の記事は丸山健二の言葉に力づけられた高倉健のエピソードを紹介。そして丸山健二の新作の話へ。
その本には「高倉健以外をイメージして読むな」(うる覚え) 「主演・高倉健」と書かれているらしい。
タイトルは「鉛のバラ」。忘れずに読もう。

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K-1 WORLD MAX 2004
途中で嫌な予感がしたが、それが的中。魔裟斗敗れる。決して好きなタイプの格闘技者ではないが、日本人であるがゆえに応援していた。
やはり1ナイトマッチは何が起こるか分からない。
決勝の相手は強かった。日本に来たムエタイの選手ではNo.1じゃないだろうか?特に前蹴りの使い方が上手い。K-1の場合、首相撲をすると直ぐにブレイクするが、ムエタイルールでやらせたらもっと早く決着がついただろう。今度はワンマッチでじっくりと戦わせてみたい。
他にはモンゴルの選手が印象に残った。また呼ばれるだろう。
試合としては神の子山本“KID”徳郁VS安廣一哉戦が面白かった。
K-1ルールと総合ルールをラウンドごとに変更するやり方は面白いかも。
最後に小比類巻。期待値が高いので敢えて言うと一度引退して山にこもりなさい。そして師匠(黒崎健時)に一から鍛えなおしてもらいなさい。