蹴りたい背中 綿矢りさ著&シュレック2&2-4(広島)●

ご存知第130回芥川賞受賞作品。
結論を言うと何が選ばれた理由なのか良く分からなかった。
クラスの余物の話。読者は主人公のどの部分に共感するのか?共感は求めてないのか?私も中学時代は主人公のような生活を送っていたので気持ちは分かる。でも、分かったからと言って共感する訳じゃなし。
選考委員は少なくとも筆者と同年代ではないだろう。同年代の読者が選んだのなら分かるが、この内容で選ばれたのは不思議。
気に入った一節「人にしてほしいことばっかりなんだ。人にやってあげたいことなんか、何一つ思い浮かばないくせに。」

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シュレック2(試写会)ヤマハホール
兎に角、笑いの多い映画でした。それと画像は物凄く綺麗でした。その2点だけでも十分に見に行って損は無いです。随所に出てくるパロディーシーンは分からなかったものを含めてかなりの数でした。
以下ネタバレ


私の一押しは「長靴を履いたネコ」の潤んだ目。かなり可愛いです。それと挿入歌の「HERO」日本人の80%がそれを聞いて「スクールウォーズ」を思い出す歌。アメリカ人は何を連想するんだろう?
パロディーでは、ピノキオのMIも良かったし、ビッククッキーのターミネーター、ダンスシーンのフラッシュダンスetc。アメリカ映画好きにはたまらない作品でしょう。今回は字幕版でした。エディーマーフィーのドンキーもいいけど山ちゃんバージョンも聞きたい。それとシュレックは浜ちゃんが一番。と言う事で吹き替え版も行くつもりです。
一部異常に盛り上がっていたが、何故だろう?