金色(コンジキ)のガッシュベル 映画

★★★☆☆
友人の子供と見に行く。サンデーで連載中の漫画の映画化。魔界の王様を決める戦いを選ばれた100人がバトルロイヤル形式で行なう。主人公は泣き虫で落ちこぼれのガッシュベル。魔界にいた時の記憶が無い。漫画ではその点が後々重大なポイントになりそう。魔物は単独では全ての能力を発揮できない。パートナーの人間と出会い、魔法の呪文が書かれた魔本を使い敵と戦う。魔物と人間のコンビネーションがこの作品の要。ガッシュのパートナーは清麿呂。天才ゆえに学校で疎外感を感じ心を閉ざしている。ある日、父親が遺蹟でガッシュと魔本を手に入れる。「清麿呂と友達になってくれ」その言葉を胸に二人は出会う。最初のガッシュから清麿呂への一方的な関係から、やがて心を開きベストパートナーへと日々成長していく二人。物語は二人と他のパートナーとの戦いを中心に進む。二人はやさしい王様をめざして戦う。ここ最近は戦いを通じて出会った仲間と共に巨大な敵と戦っている。基本構成は正に少年漫画。キャラあっての漫画だけにグッツ関連は充実。様々な商品を作り出している。サンデーではコナンにつぐ稼ぎがしら。戦いがあるので別れもある。時々、泣かされる。あくまでも魔界の戦いなので人間が死ぬことはない、魔本を燃やされ消えゆく魔物。そのしーんが泣ける。個々のキャラのサイドストーリーも充実。個人的にはウマゴンとなおみちゃんがお気に入り。映画は101番目の魔物が出現。ガッシュを含む仲間と戦う。漫画ではまだ語られていない魔界の話。ここまで言ってしまっていいのか?新たな出会いと挫折、ギリギリの戦いの中、仲間の協力を得て敵を倒す。展開は分かりやすい。感動までは行かないがポケモンより面白い。