WOWOWエキサイトマッチ

WOWOWが開局当時から放送していた番組。2年ぐらい前まではゴールデンで放送していたが、現在は日曜日の深夜0時放送開始。
真っ当なサラリーマンが見る時間帯ではない。
ビデオデッキの調子が悪かったので数ヶ月見てなかったが、オリンピックを機にデッキを買い換えたので録画して見る。
今回の試合はWBA世界ライト級タイトルマッチ ラクバ・シン VS ファン・ディアス
日本の畑山を破ったラクバ・シンと20歳の新鋭ファン・ディアス。解説の浜田氏は「今叩いておかないと勝てなくなる」とファン・ディアスを評価してました。
序盤から接近してからの回転の速いパンチでラクバ・シンを翻弄するファン・ディアス。
ラクバ・シンが前に出てきた中盤からはアウトボックスに変更。中々多彩なテクニックを持っている。

久しぶりに世界レベルのボクシングを見たらK1のボクシングテクニックが児戯に思えた。
確かにパンチ力はある。ただし、ぶん殴っているだけ。中にはテクニックがある選手もいるが、殆どの選手はレベルが低い。そしてディフェンス。アーネスト・ホーストぐらいかなディフェンスしているのは。他の選手は殆どディフェンスしてない。人気の点では大きく水をあけられたが、いつかは人気でも上回りたい。カリスマ性のあるボクサーが出てくれば人気も出るんだけど。ガチンコファイトみたいな番組は駄目だけど、民放でもボクシングをドンドン取り上げて欲しい。一ボクシングファンとしての願い。

さて、明日から9月。
ボクシング話の続き。
9月は2つ注目の試合がある。
ご存知マイク・タイソンの復帰戦。結果を知っているが太陽が沈む瞬間を見届けないと。

もう一つは4団体統一世界ミドル級タイトルマッチ
オスカー・デラ・ホーヤ VS バーナード・ホプキンス
ゴールデンボーイ対死刑執行人
見事に善と悪の戦いになった。
人気でデラ・ホーヤ。実力でホプキンス。
戦前の予想ではホプキンスやや有利か。
前人未到の6階級制覇のデラホーヤ。最初のS・フェザーは58・97kg以下。ミドル級は72.57kg以下。約14kg。10年かけて筋肉で増量。
一方のホプキンスは主要3団体(WBA,WBC,IBF)の統一王者。この階級通算18回連続防衛中のチャンピオン。現在39歳だが、まだまだ衰えは見えない。ホプキンスは技巧派だが、実に嫌らしいボクシングをする。レフリーの見えない所で、反則スレスレの行為を繰り返す。私は嫌いなタイプのボクサーだが強い。
デラホーヤの教科書のような綺麗なボクシングが何処まで通じるか。
つい先日終ったオリンピック。デラホーヤバルセロナオリンピックの金メダリスト。アメリカに唯一の金をもたらした男。ついたあだ名が「ゴールデンボーイ」。
どちらにしても簡単には終らない試合になりそう。楽しみです。