WOWOWエキサイトマッチ 11/14放送分

1.IBF世界ヘビー級タイトルマッチ
クリス・バード(C) VS ジャミール・マクライン
結果は2対1の判定勝でクリス・バードの防衛。2Rにバードのダウンシーンあり。かなり薄氷の勝利だった。逆に言えば挑戦者ジャミール・マクラインの詰めが甘かった。
クリス・バードの試合は意外にも初めてでした。ヘビー級にしては小柄でパーネル・ウィテカーと比肩されるほどの防御テクニックを持つ選手。解説の浜田さんはそう説明してました。
ロイ・ジョーンズと闘ったら面白そうと思っていたら、そう言う話もあったが、ロイが嫌がったとジョーさんが言っていた。確かに似たタイプだけにロイのアドバンテージが少ないのだろう。
防御出来て良かった。でも・・・。
2.WBA世界ヘビー級タイトルマッチ
ジョン・ルイス(C) VS アンドリュー・ゴロタ
結果は3対0の判定勝でジョン・ルイスの防衛。こちらも2Rにルイスのダウンシーンあり。ゴロタはベルトをほぼ掴んでいたのに詰めの甘さ、緊張し過ぎ?で負けてしまった。
試合そのものよりも外野席のゴタゴタが面白かった。なんと、チーフセコンドが退場させられてしまった。(試合には関係無いけどこのチーフセコンドがスターウォーズに出てくるジェダイの騎士に似ていた。頭が長くて福禄寿みたいな騎士。)
それにしてもゴロタの試合は何かあるね。この試合もゴングの後にパンチを出してルイスが倒れるシーンが何度かあった。観客も興奮して小競り合いが幾つか発生していた。観客が明らかにリングを見ていない時があった。
私はゴロタって選手が好きなんだよなぁ〜。パンチの破壊力はあるけど不器用ですぐ反則しちゃう。負けた試合は殆ど反則負け。でも、素顔はいい奴の気がする。パブで真っ赤な顔をしてお酒を飲んでいるイメージがある。その時は騒ぐ訳でもなく静かに飲んでいて、よそ者が常連と喧嘩しようものなら飛び出していってよそ者をボコボコにする。そんなイメージ。
今日の試合でも勝てる試合を落としてしまった。残念。
もう36歳。引退したらK−1に呼びたい。
リングネームは極呂太。ポーランドから来た悪童。ジェロム・レ・バンナより遥かにいいキャラだと思う。少なくとも白猛牛よりはボクシングの強さを見せてくれると思う。

両試合を見て思った。小粒だなぁ〜。絶対的なチャンピオンがいないヘビー級。凄い選手が出てきて欲しい。

この試合とは関係無いが、ホリフィールドがまた負けてしまった。当年とって42歳。流石に衰えは隠せない。しかし、彼の場合は肉体的なハンデを精神力で乗り越えてきたから、年齢のハンデも精神力で乗り切って欲しい。ジョン・ルイスにならまだまだ勝てるだろう。
今こそ「本物」の強さを見せて欲しい。
昨日↑と書いた。今朝こんなニュースが元王者に無期限試合停止 惨敗のホリフィールド
何故?誰か理由を知らないだろうか?