No.20 クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃 新宿コマ東宝

1.★★☆☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★☆☆☆←思い入れを含んだ評価
「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」に続いてクレヨンしんちゃん映画3本目。
私の友人は「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」のファンで泣きながら見たと言ってました。
「ヤキニクロード」「カスカベボーイズ」はその2本と監督が違う。そのせいか泣くと言うより、バカバカしい笑いが多かった。
「伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃」はこれまた違う監督。
以下ネタバレ。
う〜ん、面白くない。
笑いが無い、泣きも無い。淡々と進んでいく。根底に流れるテーマ性のようなものは垣間見える。が、直截的に心に響いてくるものが無い。「子供向けなんだからいいじゃない。」そう思おうとしたが、子供も面白がっていなかった。「ヤキニクロード」「カスカベボーイズ」は子供達が笑っていた。「3分ポッキリ大進撃」は子供の笑い声が殆ど聞こえなかった。
子供にも大人にも受け入れられなかったんだろうか?
「自分より弱いものを助ける」「自分の敵でも弱っていたら助ける」いい事なんだけど。道徳映画じゃないんだから、ストレートに訴えないで欲しい。この監督は原作を読んでないんじゃないか?
漫画のしんちゃんはくだらないエピソードに混じって時々胸を打つエピソードが入る。それがいいところ。もう一度41巻を一気に読んで勉強して欲しい。臼井儀人さんが言いたいのはこういう事じゃない。