完読No.39 オール・アバウト・セックス 鹿島茂 著 文春文庫

doradora05112005-05-22

友人と一緒に本屋へ出かけた時に勧められたので買いました。タイトルがタイトルだけに少々恥ずかしかったのですが、読んでビックリ。非常にためになる本でした。内容は書評です。
yahooの紹介文には以下のように書かれてます。
「鹿島教授曰く「書評を通して日本のセックスのフィールド・ワークを試みたいと思った」意欲作。古今東西あらゆる分野のエロス本の書評を通じ、フーゾク、SM、AVなど、日本のセックスの驚愕の実情が明らかにされていく。紹介されるエッチ本は百数十冊―まさに空前絶後の"エロスの総合図書館"誕生である。」
1家に1冊。家庭の科学の横に置いておくといい本です。自分の趣味を極めたい人から作家には資料として。
因みに目次はこんな感じ。
・まずは、女の性欲について
・失われた「風俗」を求めて
堅忍不抜のエロ事師、官憲と闘う
・エロティックなキューティーハニー
・SMもまたセラピーである
オナニストはとことんシュールに突き進む
・コーンフレークは性欲を鎮める?
・繁殖から遠く離れて
・欲望のためならゲロも食いたい
・fの探究[ほか]
タイトルほどエグくありません。かなり真面目です。著者の趣味を聞きたいと思った。