WOWOWエキサイトマッチ 6/6放送分

<IBF世界スーパー・ライト級タイトルマッチ>
コンスタンチン・チュー VS リッキー・ハットン
下馬評ではチュー有利。それはそうだ、ハットンはここまで無敗だけど、タイトルマッチは初めて。一方、チューはタイトルコレクターと言われるほど数々のチャンピオンベルトを持っていた。
あいつ*1とのスーパー・ライト級の覇権をかけて闘うための前哨戦。
序盤はハットン有利で進む。予想以上にハットンの前へ出る力が凄い。頭をゴリゴリ付けて接近戦でゴンゴンパンチを出していた。チューは防戦一方。中盤は目が慣れてきたのかチューの右が当たる。ハットンは体は前へ出るがパンチが出ない。そして終盤。何故か息を吹き返したハットン。練習量の賜物か、はたまた若さゆえか、1分のインターバルで復活してしまう。序盤でパンチをもらい過ぎたのかチューの動きが鈍い、鈍い・・・。12R、ゴングが鳴ってもチューは立ち上がらない。11R TKO。番狂わせ。敗因は色々とあるだろうが、勝因は一つ。ハットンが自分の持ち味を出し切った事。そして、持ち味を出し切れるだけのスタミナがあった事。あらゆる面でハットンに有利に進んで行った。
しかし、チューが負けたのはショック。90年代後半から応援し続けている選手が立て続けに負けている。自分の中の新しいヒーローを見つけないと。
6/20にはミゲール・コット線が6/27にはアルツロ・ガッティ対あいつの試合が放送される。
ガッテイに勝って欲しいけどあいつは強いからなぁ〜。

*1:フロイド・メイウェザーの事。兎に角速い。全階級を通じてNo.1のスピードを誇る。しかし、人格的には・・・・。どちらかと言えば嫌われ者。