No.32 宇宙戦争 池袋シネマサンシャイン

doradora05112005-07-24

1.★★★★☆←客観的な目で見た評価
2.★★☆☆☆←思い入れを含んだ評価
http://www.uchu-sensou.jp/top.html
個人的にはそれほど見たいと思ってない映画でした。みんなが見るというので見ました。
以下ネタバレ。これを読むと見る気が無くなりますので、見たい人は読まないで下さい。
私は面白くなかったですが、他の人の評価は高かったです。ヒーロー不在の映画です。
市井の人々の目線で描いてます。私はその点が物足りなかったけど、他の人はその点が良かったみたい。特撮系は文句無しです。どこまでがCGでどこまでが実写か全然分かりませんでした。
ラストシーンは原作通りだそうです。私は未読なので「?」これで終わり?でした。
結局、スピルバーグトム・クルーズも今までのハリウッド映画的な映画は撮りたくないのでしょう。その意味では意図は伝わりました。
主人公の人物設定が今一でした。市井の人が主人公なので、ごくありふれた一般的な男性です。
離婚暦あり、職業はクレーンで荷物を船から地上へおろす事、1時間で40個おろせるのは彼しかいない。←別にこれはどうでもいいです。だって、その能力を発揮する場面は無いですから。
丁度、子供を預かった日に宇宙人来襲。なぜか、子供を元妻のもと(ボストン)に連れて行くことを決意。今いるところよりボストンの方が被害が少ない、なんて事は言ってません。なぜか、元妻のもとへ向かいます。途中、長男が宇宙人と戦うのを止めますが、逃げられて死んでしまったの?
になったり。長女を他の人に連れて行かれそうになったり。匿われた家の主が変人(ティム・ロビンス)でドキドキしたり。車で逃げたら他の人に車を奪われそうになったり。
そしてその途中途中で意味深なシーンが入ります。若しかしたら主人公が宇宙人を倒せるヒントを掴むんじゃないの?そう思わせるシーンが幾つか。しかし、それは無いです。彼は普通の人ですから。最後はいいシーンですが、全く感動しませんでした。この感動しなさはなんだろう?そう言えば「プライベートライアン」のラストシーンもこんな感じだった。監督同じだもん。
モーガン・フリーマン扮する大統領や白衣の下にミニのタイトスカートを履いて、やたらと足が長くてグラマーで美人の研究員も出てきません。ダコタ・ファニングちゃんも全然可愛くないし。
しかし、実はモーガン・フリーマンは出演していました。ナレーションで。これで今年何本だろう?モーガン
偶然にもかなりいいシーンで例の地震が起きました。地下の映画館だったのでそれ程揺れは感じませんでした。映画館内も落ち着いてました。地上の映画館だったらパニックになって面白かったのに、残念。右隣で見ていた人が、ダッシュで逃げていたのは可笑しかった。逃げたのはその人だけ、多分。
この映画を面白くなかったのは内容だけが原因じゃないです。左隣のおやじのせい。先ず、入ってくるのが遅い。映画が始まる1分前。宣伝が始まっていよいよ本編、気分的にも映画を見るぞ!になっている瞬間に入ってきやがりました。そして座った途端にレジ袋をガサゴソガサゴソ・・。
何か食べていやがります。そしてしばらくするとおねむの時間です。しかもご丁寧にいびき付き。
お得感でいっぱい。優しく脚げりをする私。年上だからって容赦いたしませんわよ。ガシガシ蹴りました。漸く起きたと思ったら「まったくつまんねぇ映画だ・・・、つまんねぇ・・・」。温厚な私でも殺意を覚えました。こうして日々無差別殺人が起こっていくんだな。
82.8←ビールの飲み過ぎでリバウンド。