No.50 エリザベスタウン 試写会 東商ホール

doradora05112005-10-25

http://www.e-town-movie.jp/
1.★★★☆☆←客観的な目で見た評価
2.★★★★☆←思い入れを含んだ評価

この秋、爽やかな感動で満たされる奇跡の6日間
バニラ・スカイ」「あの頃ペニー・レインと」のキャメロン・クロウ監督作品
突然の解雇、恋人との破局、そして、父の死。
僕はあの時、生きる力をなくしていた・・・・

チラシより抜粋
以下ネタバレ
話の骨格は、キャメロン・クロウ監督の「ザ・エージェント」と殆ど同じです。「ザ・エージェント」が好きな方にはお勧め。泣きたい方にはお勧めしません。
エルトン・ジョン「父の銃」、トム・ペティの「イットゥル・オール・ワーク・アウト」、ナンシー・ウィルソンの「セイム・イン・エニィ・リンゴ」等、流れる曲が多い。場面場面にピッタリな曲。
以下ネタバレ
私はMJ(スパイダーマンの幼馴染役、キルスティン・ダンストン)が苦手。なので、誘われた時にそれを理由に一度断りました。でも、「「あのペニー・レインと」「ザ・エージェント」のキャメロン・クロウってことを考えなきゃ。」と言われしぶしぶ見に行きました。
結果、この映画で泣こうと思っていた友人は、泣けず(泪をふくポケットティッシュは無駄になりました)、ややがっかりぎみ。期待しないで見た私は、満足しました。
苦手なMJもクレア役ならいい味出してました。主役のオーランド・ブルーム。耳が尖がって、矢を撃つシーンが印象的なので、いつ耳が尖るか心配しながら見てました(嘘)
凛々しい役より、こういった情けない役の方が彼には合っている、気がしました。
母性本能を鷲づかみする事請け合い。
仕事を失敗し、自殺を考えたドリュー(オーランド・ブルーム)。その時、父の死を知らせる電話が!ケンタッキー州エリザベスタウンに向かう飛行機の中。客室乗務員のクレアに声をかけられる。父の親戚は騒がしい。でも、みな父の死を悼んでいる。ザ・アメリカ人の家族&仲間。
彼らの話を聞きながら父と過ごした日々を思い出す。
大きく分けると挫折→父の死→出会い→別れ→旅→未来へ
私は「旅」のシーンが好きでした。なので、この映画のタイトルは「エリザベスタウン」より「クレアの地図」の方がいいと思った。
四つ目の☆は、少ない出番で印象的な演技を見せたスーザン・サランドンとボブとミッチに!
恋人同士が見るより、これから恋人にしたいなぁ〜と思う人と見に行くといいかも。