No.56 世界 銀座テアトルシネマ

doradora05112005-12-04

http://bitte942.rsjp.net/sekai/
1.★★☆☆☆←客観的な目で見た評価
2.★☆☆☆☆←思い入れを含んだ評価
後輩からただ券を貰って見に行きました。それでこんなに評価が低いのは申し訳無い気もするが、後輩も貰った券なので許してもらおう。
以下ネタバレ

北京郊外にあるアミューズメント・パーク「世界公園」。エッフェル塔やピラミッド、タージ・マハール五重塔といった世界40ヶ国109ヶ所のモニュメントが10分の1に縮小、再現されている観光スポットだ。
この公園でダンサーとして働くタオは、毎日あでやかな衣装を身にまとい舞台に立っている。あるときはインドや日本の民族衣装を、またあるときはスチュワーデスのいでたちで ……。

職場では同僚たちから「姐さん」と慕われ、プライベートでは世界公園の警備主任として働くタイシェンという恋人もいるが、観客に振りまく笑顔とは裏腹に、将来に対して漠然とした不安を抱えている。
より多くのお金を稼ぐために転職する友人、恋人との結婚が決まった同僚、女であることを利用してキャリアアップをはかろうとする後輩、そして年上の女性に心を動かされてはじめたタイシェン。
憧れ、不安、嫉妬、失望、そしてささやかな喜び――さまざまな思いを抱えながら、ひたむきに踊り続けるタオ。北京の街も2008年のオリンピック開催を前に日々変わってゆく… …。

話はこんなもんです。特に物凄い事件が起こる事もなく、淡々と日常がすすんでいく。
こういう映画が好きな人にはいいのだろうが、苦手な人には・・・。苦手な私には上演時間が実際よりも長く感じました。上映時間、2時間半ぐらい。
主人公のタオは、福原愛ちゃんが年とった感じ(多分、誰も賛同してくれないと思う。私の似ている、は似ていないから)。
「北京の街も2008年のオリンピック開催を前に日々変わってゆく…」ここを描きたかったんだと思うのだけど、昔の北京がどんなだったか知らない私にはそれがどうなのか分からない。
外国人が「三丁目の夕日」を見ても郷愁にかられないのと同じ。違う?