完読No.7 北京原人の日 鯨統一郎 著 講談社文庫

doradora05112006-02-09

銀座の空から落ちてきた軍服の老人は、北京原人の化石を持っていた。現場に居合わせたカメラマン達也と雑誌記者さゆりは、二億円の賞金につられて残りの化石を探し始める。下山国鉄総裁轢死事件、山下奉書文将軍の財宝。現代史の怪事件が驚天動地の真実を浮かび上がらせる。二人がたどり着いた結末とは・・・。(裏表紙より)

思っていたより面白かったです。
以下ネタバレ
導入部は北京原人の化石ですが、最終的にはかなり重要な事柄へ発展します。個人的にはもう少し歴史色が強い方が好きなんですけどね。近代史は難しいから。この程度の触れ方で丁度いいでしょう。