No.28 レント 丸の内ピカデリー1 P-35 映画の日

1.★★★★☆←客観的な目で見た評価
2.★★★★☆←思い入れを含んだ評価
http://www.movies.co.jp/rent/

yahoo解説: 世界の各演劇賞を総ナメにし、ピュリッツァー賞をも受賞した大人気ミュージカルを、『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバス監督が、ミュージカル初演のメイン・キャストを迎えて映画化。プッチーニのオペラ“ラ・ボエーム”を下敷きに、ミュージシャンや映像作家を夢見る、毎月の家賃(=RENT)も払えない若者たちの貧しくも輝かしい青春の日々を描く。彼らの心の叫びを代弁するミュージカル・ナンバーの数々は感動的。

エイズ、同性愛、ドラック、貧困等をテーマに、それぞれ苦しみながらも懸命に生きていく若者達を描いた作品。ストーリーには目新しいものは無いが(上演当時は斬新だったかもしれないけど)、それを全く気にさせない、圧倒的な歌声、音楽。感情の表現が殆ど歌なので普通に台詞で聞くより心にしみた。オープニングとラストに流れる「52万5600分(正式なタイトルは不明)」はいい曲でした。最近見た「プロデューサーズ」と比べて、ジャンルはミュージカルだけど全然違う。ミュージカル、奥が深い。私はどちらかと言えばミュージカルが苦手だったが、感情表現としての「歌」と言うのは非常に優れていると感じた。ストレートすぎる感情表現は時に陳腐なもになるが、それが音楽にのり歌として表現されるとより豊かになる。2時間以上上演時間でしたが、飽きずに見れました。サントラ買おうかな。そしてこの映画のメインテーマは愛。誰もが愛し愛され生きていく。それを考えさせられた作品。生きていく勇気をもらいました(ほめすぎ?)。