SHINOBI DVD

時間潰しで入った漫画喫茶で鑑賞。

yahoo解説

山田風太郎の「甲賀忍法帖」を、仲間由紀恵オダギリジョーを主演に迎え映画化した究極アクション・エンターテインメント。監督は『弟切草』の下山天。共演は黒谷友香椎名桔平ら人気と実力を兼ね備えた面々が勢ぞろいした。運命的に出会い、愛し合いながらも殺し合わなくてはならない男女の姿を描く。忍者たちが操る術を最新のVFXで迫力ある映像に仕上げている。

以下ネタバレ
意外に面白かったです。格闘シーンも色々駆使して迫力ある感じでした。ストーリーはそれ程面白くない。特に、仲間由紀恵オダギリジョーの恋愛感情は、なんだか唐突だった。あれはオダギリジョーの思い込みなんじゃ無いかって気がした。あと、それぞれの術に名前をちゃんと付けて欲しかった。例えば甲賀忍法XX。技ファンとしては名前は重要なんですよね(私が好きな技の名前、北斗神拳・無想転生)。
山田風太郎さんの原作を映画化したそうなんですが、原作はどんな感じなんだろう?私は格闘物は漫画で読む方が好きで、本では読まないのでよく分かりません。逆に言葉で説明された方が面白そうな技が幾つかあった。
仲間由紀恵の技は、目が合うと血液が逆流して骨がボキボキ折れるんですよ。一種の強制催眠みたいなものなんですかね?でも、この技は目が見えない人(忍者にはいそう)には効かない気がする。オダギリジョーの技は兎に角スピードが速い。ジョジョに出てきたディオのスタンドみたい。時間が止まっているかのような速さが武器。映像的には良かった。でも、何か弱々しいんですよね。あっけなく死んでしまうし。黒谷友香の毒を吐く女忍者。妖艶な雰囲気を出すためかやたらと化粧が濃い。元々派手な目鼻立ちなのでケバイ。忍者というよりホステスみたいだった。それにやられた椎名桔平。何百年も生きている不死身忍者。体がミミズ?で出来ている。切られても直ぐに再生してしまう。そんな人間はいない!それと忍者の里を襲う柳生軍団。柳生宗矩と柳生十衛兵が仲よく指揮をとっていたんですよ。この二人、仲悪いでしょう?服部半蔵の部下はオダギリジョーに全滅させられるし。全体としては辻褄が合っているけど、個々に見ると?なシーンがあった。漫画喫茶で見るにはいい映画でした。