WOWOWエキサイトマッチ 9/4放送分

WBC世界ウェルター級タイトルマッチ(2006年7月22日、アトランティックシティ)
WBC世界ウェルター級王者
カルロス・バルドミール(アルゼンチン)
35歳(1971年4月30日生)身長175cm、リーチ173cm57戦42勝12KO9敗6分


2階級制覇王者元WBC世界S・ライト級王者、元IBF世界S・フェザー級王者WBC世界ウェルター級1位
アルツロ・ガッティ(ホーム:米国・出身:カナダ)
34歳(1972年4月15日生)身長170cm、リーチ173cm47戦40勝31KO7敗

hpから抜粋

ザブ・ジュダーを大番狂わせで破って王者になったバルドミールに、人気者ガッティが3階級制覇を狙って挑戦する注目の一戦。ファイター同士のカードだけに、激しいブローの応酬になることは必至だ。57戦42勝(12KO)9敗6分、35歳のバルドミールは決して派手さはないが、タフネスと前に出る力は傑出している。遅咲きの選手が多いアルゼンチンにおいても、花が咲いたのは特に遅いほうだ。
一方、ガッティはスーパー・フェザー級、スーパー・ライト級に続く三つ目のタイトルを狙ってのチャレンジとなる。常にエキサイティングで勇敢な戦いを見せるが、このクラスでは体格面、体力面でハンディキャップがある。思い切りのいい正面突破がこの男の落ち味だが、そのスタイルにこだわりを見せるのは得策ではないような気がする。バディ・マクガート・トレーナーと組んでから進歩を見せた、フットワークを交えたボクシングが有効ではないだろうか。バルドミールの圧力を左右にかわしながら折々で迎え撃つ効率的な戦い方がベターだと思うが、問題ははたして「サンダー」ガッティがそれを選択するかどうかだ。
正面からの力比べになると、体格、体力で勝るバルドミールの優位は動かせない。乱戦を得意としてきたガッティだが、今度ばかりは打撃戦に巻き込まれると自分のペースとは言えないだろう。

私はアルツロ・ガッティが大好きです。勝っても負けても胸躍る試合を見せてくれます。最近はディフェンス力がアップしましたが、昔の打たれたら打ち返す、その頃のガッティが大好きでした。この試合は負けてしまいました。試合途中に右腕にアクシデントがあったみたいで、殆ど左手1本で戦ってました。最後は力尽きた感じでTKO負け。試合後は引退もほのめかしていたようです。ファンとしては残念ですが、あれだけ激しい試合をしてきたから、体もボロボロでしょう。しばらく休んで今後の事を決めて欲しい。試合が早く終わったのでガッティの特集を放送しました。負けた方の特集を放送するなんて珍しい。ダイジェストでしたが、どの試合もいい試合でした。判定なのに満足できる試合って中々無い。ガッティ、有難う。
さて、相手のバルドミール。正に番狂わせでチャンピオンになった遅咲きの選手。50戦以上闘ってタイトルを取ったのは34歳の時。遅咲きです。こういう選手も好きですね。彼の得意ブローはダイレクトライト。ノーモーションで繰り出される右ストレート。ガッティはこれをよけられず、何度も喰らってました。これで体力を奪われ最後は立っていられなかった。ジュダー、ガッティとビックネームを倒して、次は?あいつです。フロイド・メイウェザー。バルドミールの右はメイウェザーには通じないと思う。その右にカウンターでパンチを合わせてくるでしょう。バルドミールの体力と精神力を考えると、ボロボロにされる気がします。早めに止めてあげて欲しい。そして、年齢的にも引退を考える時期なので、ファイトマネーを思いっきり吹っかけ、これが最後の試合と思って思いっきり戦って欲しい。メイウェザーが勝つことを前提に話してます。負ける要素が無いんです。あるとすればジュダーのようになめてかかって、練習しないでリングに上がってくれることだけ。しかし、メイウェザーはそんなことしないでしょう。ビックマウスですが、ボクシングに関しては非常に真摯な選手ですから。壮絶な試合になるでしょう。その後はシェーン・モズリーと闘って欲しい。そしてリッキー・ハットンと・・・・。ビックマッチの予感!!