No.39 キケンなニオイはしてたよね マナマナ SPACE雑遊

http://www.geocities.jp/mmaannaammaannaa/index.html
http://www.moriwaka-kaori.com/aloha.htm
(これは森若香織さんのhp)
★★★☆☆
以下ネタバレ
双子の女の子とは関係ないです(マナカナじゃない。)
出演メンバー
新井友香:寺(重要文化財)の娘
森若香織:銀行員
依田朋子:ブッティック経営
渡辺直美:呉服屋の娘
西田薫:東京の武蔵野在住、雑誌関係の仕事
小・中・高と同級生の女性グループ。30代半ば。毎年大晦日除夜の鐘を突きながら集まりグダグダする。
そのグダグダを切り取って見せる芝居。
同年代の女性ならもっと楽しめたでしょう。私はこういう芝居は、嫌いじゃないですが、好きでもないです。出演者によります。その意味で新井さん、森若さん、西田さんの3人が出ているのでOKです。
小さな劇場にかなり立派な舞台装置。寺の境内。中に風神の像が見える。舞台と客席に明確な区切りが無い。最前列は役者さんと1mほどの距離。私は2列目。それでも眼が合うと照れる距離。最前列で寝ていた人は勇気がある。っていうか、普通寝れないよあの距離じゃ。
舞台は茨城県土浦市つくば市に色々と持っていかれて寂れる一方(あくまでも劇中の設定です。実際はどうだか知りません。)、何とか町興しをしたい寺の娘。でも、それが劇のテーマではありません。あくまでも、毎年毎年繰り返される会話、変わらない会話、変わらない仲間、変わらない街。そんなところが淡々と、グダグダと語られます。
最初は入っていけなかったけど、途中の茨城弁での罵り合いあたりから面白く思えてきた。男から見ると、いつまでもつるんでいる女性のグループって不思議なんですよね。何をそんなに話すことがあるんだ?というぐらい話し込む事とか。本当に仲がいいの?とか。この芝居を観て、その辺が少し分かった気がしました。
個人的に森若香織さんを観に行きました。後半まで出来ないので少し残念。真正面だったのでかなり照れました(自意識過剰です。)因みに森若香織さんは元ゴーバンズのボーカルの人です。分かった人は歳がばれます。泪目銀座に出演した時に注目しました。
私の中の似ている人。
西田薫さんが24のオードリーに似ていると思った。反論は受け付けません。イメージですから。
渡辺直美さんが会社の同僚に似ている。これは誰も反応出来ないと思います。
劇中、西田薫さん扮する女性の恋人が劇作家なんですよ。彼女達の同級でもありますけどね。その辺が現実ともリンクしていて面白かった。(現実に宮本氏と西田さんがどういう関係なのかは知らないです。宮本氏が西田さんに声をかけた事がきっかけでこのユニットが出来たので、その辺がって事です。)