No.9 ヒステリア シアタートラム

http://www.setagaya-ac.or.jp/sept/jouhou/06-2-4-58.html
まつもと市民芸術館共同製作 芸術監督串田和美プロデュース2007「ヒステリア―あるいは、ある強迫神経症の分析の断片」
★★★☆☆
またもや・・・・、またもや・・・・・。寝てしまった。もはや、芝居を観に行っているのか、寝に行っているのか自分でも分かりません。日曜日の昼公演。3回に1回は寝ている・・・。他の日にすればいいのですが、完全に空くのがこのスケジュールなんですよね〜。まぁ、お金を払っているのは自分なので全て自分の損。
しかし、この芝居を寝てしまったのは残念。もう一回観る余裕はないので、観た部分をつなぎ合わせて全体像をつかむしかない。でも、この芝居はそれが難しい。ちゃんと観ていても100%理解できるかどうか怪しい。だからといって、難解だったり面白くないかと言うとそうでもない。笑いも多い。
以下ネタバレ
劇場へ入った瞬間から、違和感を感じる。シアタートラムへ一度でも来た事がある人は誰でもそう感じたでしょう。ラスト辺りでその違和感は目の前で説明されます。その、種明かしで目が醒めた。舞台を作り出したスタッフに拍手。舞台では勿論役者が主役ですが、こういう芝居を観ると、舞台装置、照明、音響等侮れない力を感じる。
役者では荻野目慶子さんが抜群に可愛い。自分より年上とは思えないキュートな佇まい。単に演技力の問題ではない可愛さでした。