完読No.35 ハンニバル・ライジング下 トマス・ハリス 著 新潮文庫 


裏表紙

愛する者をすべて喪ったハンニバルは、無感動な孤児院生活を過ごす。そんな彼を引き取ったのはフランス人の叔父ロベール。ハンニバルはその妻である日本人女性、紫夫人の薫陶に与るとともに、その魅力に強く惹かれてゆく。
だが、凶事の悪夢は去らないー。最年少でパリの医学校に進んだ彼は、持てる英知と才覚を駆使して記憶の一部を取り戻し、復習すべき獣たちを狩りはじめる。

解説でも触れていたが、あの出来事だけが、後年のハンニバルの原因なのだろうか?あの出来事が無くても結局、ハンニバルはああなったのではないだろうか?そんな気がした。さて、原作も読んだし、映画の出来もいいようなので、映画も見よう。