完読No.61 グミ・チョコレート・パイン グミ編 大槻 ケンヂ 著 角川文庫


裏表紙

大橋賢三は高校二年生。学校にも家庭にも打ち解けられず、猛烈な自慰行為とマニアックな映画やロックの世界にひたる、さえない毎日を送っている。ある日賢三は、親友のカワボン、タクオ、山之上らと「オレたちは何かできるはずだ」と、周囲のものたちを見返すためにロックバンドの結成を決意するが・・・。あふれる性欲と、とめどないコンプレックスと、そして純愛のあいだで揺れる”愛と青春の旅立ち”。大槻ケンヂが熱く挑む自伝的大河小説、第一弾

以下ネタバレ
ケラさんが映画化するって聞いて、買ってみました。最初に間違ってチョコ編を買ってしまい、暫くほったらかしでした。ようやくグミ編を購入。早速読了。いやぁ〜。いましたよ、高校生の頃の自分が。尤も、ここまで酷く無かったけど。似たようなものです。山口美甘子的な子はいたようないないような。それにしても男子高校生って馬鹿だな。たまたま、高校2年生が主人公の小説を連続で読んだ。全然違うので帰って可笑しかった。両方分かるけどね。
人に勧めるとしたら「黄色い目の魚(佐藤多佳子)」の方だな。「グミ・チョコレート・パイン」は女性には勧めないかな?微妙。ところで、グミ・チョコレート・パインと言う遊び(じゃんけんしてチョキで勝つとチ・ヨ・コ・レ・イ・トと6歩進む遊び)は、地方によって呼び名が変わるの?我々はグリコノオマケと言っていた。