No.30 転々 テアトル新宿

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1.★★★☆☆
客観的な目で見た評価
2.★★★★☆
思い入れを含んだ評価
水曜日はレディースデーです。女性は1000円で映画が見れます。テアトル新宿は男性も、水曜日は1000円で映画が見れます。そのせいかどうか知りませんが、立ち見まで出る盛況さでした。久しぶりにギュウギュウの中見ました。
友達が、映画館を見つけられず、開映前に焦りました。「かに道楽」を目印にしたのが失敗。
以下ネタばれ
さて、映画の話。借金取り(三浦友和)に取立てにあう男(オダギリジョー)。100万円の報酬をえさに散歩に誘われる。借金取りは妻を殺してしまい、自首する前に散歩をしたかった。その連れに選ばれた男。二人の奇妙な散歩が始まる。3分の2はこの二人の散歩シーンです。でも、意外に飽きない。画面全体からにじみ出るぬるさ。そのぬるさが心地よい。男の家庭環境もあって、ラストはほんのりジーンとします。この映画の一番の魅力は、散歩するその場所にあると思いました。これは、観る人全員に当てはまるわけではありません。私には、懐かしい、馴染みがある場所が多かったんです。スタートは井の頭公園、阿佐ヶ谷、新宿、霞ヶ関霞ヶ関以外は、馴染み深い。友達も以前住んでいた場所が映ったと言って喜んでました。そんな訳で、画面を見ていると落ち着くんです。その落ち着きが高評価につながっています。演技も二人の男の駄目〜な感じがじわじわにじみ出てくるものでした。オダギリジョーはあのカッコなのにかっこいい。三浦友和さんもいい演技してました。他にも微妙に有名な人々が多数出てきて、それぞれに持ち味を発揮して、画面を彩りました。中でも、岸辺一徳さんは最高です。
追記
宣伝で気になった映画。
ROBO☆ROCK、グミ・チョコレート・パイン
グミ・チョコレート・パイン黒川芽以ちゃん。可愛いから文句は無いけど。もう少し大きい子の方がよかった。