No.55 朧の森に棲む鬼 新宿バルト9 

http://www.dipps.co.jp/stage/oboro/story.html
ゲキXシネ
★★★★☆
土曜日に2回目観て来ました。
2回目なので1回目の時に書かなかった事を書きたいな。と思いましたが、特に思い浮かばなかった。
あっ、中島さんの脚本力が凄く上がっていると思いました。今までは演技は舞台装置、派手な演出などに目がいき、脚本にはそれ程注目してませんでした。
この「朧・・」は、脚本に役者や装置やスタッフが引っ張られている印象が強かった。登場人物もそれぞれに対極的な配置をして一方的な見方をせず幅を持たせていたと思った。例えば、「悪」に関して、ライとマダレで対比させ、「女性」に関して、ツナとシキブで対比させる等。これらは他の作品(最近観て無いけどね)では、見られない構成だと思った。脚本でも人を呼べる劇団になったと思う。
それと新感線には直接関係ないが、秋山さんの背中は綺麗だ。「キレイ」の時も裸の後姿を見せてくれた。そして今回は、刺青を見せるためにライに着物を脱がされた。恐らく、あの綺麗な背中を演出家として見せたくなるんでしょう。本人が自ら売り込むとは考えられない。少し前に見た某元アナウンサーの背中と比べると天と地程の違いがある。最近、年のせいか単純な外見より肌が綺麗とかそういう点に注目してしまう。
何度も書きますが、見てない方は是非!!!