完読No.6 東京大学応援部物語 最相 葉月 著 新潮文庫


裏表紙

東京六大学野球。連戦連敗の東大。そんな彼らをひたすら応援している学ラン姿の応援部。体面などかなぐり捨てたその姿に惹かれて取材を始めた著者が見たものは―自己犠牲は美しいと語るリーダー長、先輩には絶対服従の新入生。彼らは応援に何を求めているのか?熱い時間を生きる彼らの姿が、胸を打つ。東大生をはみ出した男たちがくりひろげる、感涙必至の熱血青春ドラマ。

以下ネタばれ
恥ずかしながら、泣きました。特に本編の最後の2ページ。人前でなかったら涙を流したことでしょう。解説の三浦しをんさんも泣いたと書いてました。
解説からの抜粋。

「がんばって」と言うのはたやすい。しかしその言葉を口にできるのは、本当は、がんばっている選手と同じぐらい、いやそれ以上に、がんばってきたものだけなのだ。

そういう事で、私に応援する資格は無いかもしれませんが、最初から応援していたから。今も、これからも応援します。フレ〜、フレ〜、シャキー・ルオニール、フレフレ、シャックッ!
あともう一人、友達ですごく頑張っているあの人に。フレ〜、フレ〜、Sさん、フレフレ!