完読No.24 ブルータワー 石田 衣良 著 徳間文庫

裏表紙

悪性の脳腫瘍で、死を宣告された男が200年後の世界に意識だけスリップした。地表は殺人ウイルスが蔓延し、人々は高さ2キロメートルの塔に閉じこめられ、完璧な階層社会を形成している未来へ。「…この物語は平凡な一人の男が、天を衝く塔を崩壊から救う。『ブルータワー』へようこそ!夢みる力が決して失われる事のない世界へ」。

以下ネタばれ
この本を貸してくれた友達は、読み始めて直ぐに挫折したそうです。確かに、今までの石田さんの作品の中では、気食が違った作品です。でも、最後まで読めば、間違いなく石田さんの作品だということが分かります。私は、かなり好きです。余談として。ラストは、エドモンド・ハミルトンの『スターキング』と言う作品へのオマージュだそうです。本人が書いているのでいいでしょう。
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