No.1 改訂版 ディア・パーヴロヴィチ 紀伊国屋サザンシアター

★★★★☆
以下ネタばれ
http://tamaikudo.com/theatertamaikudo/next.html
作・演出にてにどうの工藤剛士を迎えてのプロデュース公演。
勝手に応援している下田屋有依ちゃんが出演するので、観に行きました。
2009年観劇始め。
マチュアの劇団。市の公民館を使い、それなりに歴史のある劇団。
伝統的にチェーホフを演じる。
関係者それぞれに問題があり、芝居自体にも横槍が入る。
二転三転する内容。
この不況で、芝居を続けられない人。奥さんとの関係が悪化する人。
そして昔演出していた人の出現。
クライマックスは?
面白いです。
嫌いじゃないです。
でも、もっと良くなると思う。
人数が多すぎる。
2/3もしくは半分でいい。それでもう少し一つ一つのエピソードを掘り下げた方が良かった。
それと桜金造の使い方が甘い。
あれだけの素材を使うなら、もっと強烈な近い方をして欲しい。
折角、悲劇、喜劇の選択をしているんだから、もっと強烈な使い方をすればいいのに。

最後に、下田屋有依ちゃん。彼女らしい元気な姿で舞台を駆け回っていました。お疲れ様でした。あと2日、頑張ってください。