完読No.17 ママの狙撃銃 荻原 浩 著 双葉文庫

裏表紙

「もう一度、仕事をしてみないか」ふたりの子どもにも恵まれ、幸福な日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃アメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。射撃、格闘技、銃の分解・組み立て…。そう、祖父の職業は暗殺者だった。そして曜子は、かつて一度だけ「仕事」をしたことがあった―。家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする。荻原浩の新たな地平。“読み出したら止まらない”サスペンス・ハードボイルド。

以下ネタばれ
曜子が処○を失ったのは16の時(あくまで刃牙風の表現としてね)、今は25年前の過去の話。
殺した相手の幻影に苦しみながら、日々の家事をこなす主婦。
仕事に悩む夫、学校でのいじめに悩む娘、能天気な息子、話が長い姑etc.
ごくごく平凡な主婦。
でも、その過去は・・・・・。


突然の仕事の依頼に悩む曜子。
結局、仕事を受けてしまうが!!!


今の生活に不満がある訳じゃない。
昔の仕事に未練がある訳じゃない。


「“読み出したら止まらない”サスペンス・ハードボイルド」
確かにうたい文句通りだけど、これだとニュアンスが伝わって無い気がする。
しっかりした女性なんだけど、どこか危ういところもあり、ほっておけない。
そういう、サスペンス、かな?