完読No.24 向日葵の咲かない夏 道尾 秀介 著 新潮文庫

裏表紙

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

以下ネタばれ
才能である。この作家の才能は素晴らしい。
でも、私は恐らくこの作家の他の作品は、読まないと思う。
違和感、とも違う。
不快感、とも違う。
そして、爽快感ではない。
更に、感動ではない。