★★★★☆
http://www.tglobe.net/lineup/new_sarome.html
非常に観念的で(ストーリーは単純だけど)、イメージで訴えてくる部分が多く、若干、眠りこけましたが(隣の女性は爆睡)、何だか凄いものを観た感は残りました。
hpより
「欲望という名の電車」、「サド侯爵夫人」に続く第三弾、
女方篠井英介×演出鈴木勝秀のシリーズの
その最後を飾る演目は、オスカー・ワイルドの不朽の名作「サロメ」!!
篠井英介による日本舞踊と、森山開次のダンスを織り交ぜ、
翻案劇「サロメ」、和物として斬新に上演いたします!
時代は不明。
日本全国は統一されておらず、小国に分割されている。
舞台は、その小国のひとつ。
登場人物は、小国の王(上条恒彦)とその妃(江波杏子)、
妃の娘(篠井英介)、
そして預言者(森山開次)の4人。
そのシンプルな構造の中に、
旧約聖書・ソロモンの雅歌の影響を受けた、
散文詩のような美しい台詞が散りばめられ、必要最低限のト書きが、
読むものの想像力をより刺激する作品です。
音楽と踊りから切り離すことのできない作品であり、
楽劇というジャンルに入れてもいいといわれています。
篠井英介は宗家藤間流名取・藤間勘智英・・・・
言わずとしれた踊りの名手です。
日本舞踊で表現される「七つのヴェールの踊り」
翻案劇「サロメ」にご期待下さい。
- 演奏-
三絃:池上眞吾
筝:利根英法
十七絃:吉澤延隆
尺八:小林幹
スタッフ
原作:オスカー・ワイルド
上演台本・演出:鈴木勝秀
詞章:橋本治
音楽:池上眞吾
以上
預言者って書いてありますが、修験者って聞こえた。手の動きが印を結んでいたから修験者だと思います。
雅楽の生演奏をバックにダンスと踊りと真っ赤な花びら。
「あの男の首が欲しい」妖しいです。
女方篠井英介。
私が観た中では、一番色っぽかった。
舞台が、変な作りで、途中で役者が落ちそうに感じて集中力をそいだ。
舞台装置はいらないんじゃない?
このお芝居は、教養が無いと面白くないと思います。
少なくとも私は100%満足できてません。
少しは勉強してから行けば良かった。
マイナス★は自分に対して。
これから行く方は、せめて「サロメ」をおさらいしてから行くべき。