完読No.40 パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動 機本 伸司 著 ハルキ文庫

裏表紙

ようやく就職した綿貫基一の元に、一通のメールが届いた。それは、”ネオ・ピグマリオン”という怪しげな会社から接触を求めるものだった。
渋々担当者と会った綿貫だったが、彼らの依頼は、資産家子息の失踪事件の調査を、量子コンピュータを開発した天才美少女・森矢沙羅華にしてほしいというものだった。
綿貫は、普通の女子高生に戻ろうとしている沙羅華を説得し、調査への協力を取り付けたのだがー。沙羅華と綿貫に、待ち受ける難事件とは!?
『神様のパズル』の待望の続編、ついに刊行!

以下ネタばれ
『神様のパズル』を読んでから、大分日が経っているので、内容をすっかり忘れて読み始めた本書。
でも、『神様のパズル』を読んで無くても大丈夫です。
本書単独で面白い。
SFとライトノベルと萌え系と、表面的には色々と入り口があるのですが、言いたい事は、「生きる」って事「生きるって何?」でもいいですけど。
主人公の二人が、バタバタ(特に綿貫)して、結果的にある方向へ進みます。
それが正解かどうかは、誰にも分からないけど。
それでもいい。
頑張れ、若者、とすっかり目線がおっさんになる今日この頃。